LABO

屋台から学ぶこれからの飲食店

博多の屋台と開発のギャップ感

博多の屋台メシは昔から有名です。都市開発の中で生き残った屋台は、今も営業しています。フラッと立ち寄れる地元住民のコミュニティーの場としても重要な飲食店。実際に何件か、はしごしてみました。近代的な建物の間にある取り残されたような違和感とそのギャップ感は、なんとも言えません。ブティックやきれいなデパートと共にあります。

屋台のある場所

天神や中洲といった歓楽街を中心にポツンポツンと固まって屋台はあります。こちらのマップがわかりやすかったです。やはり博多ラーメンが多く、天ぷらやうどんも昔からあったようです。焼き鳥もあり各ゾーンによってまとまっている感じです。

屋台は情報とコミュニティが生まれる場

はじめの屋台ではチーズのエリンギバターと瓶ビール。メニューも少なくすぐ飽きてしまう店もある。店主と一緒にいたお客さんと会話をするのも一つの楽しみでもあります。どうやら常連さんと観光客の2つのターゲット層のようです。
ここの屋台はショーケースもあり本格的。天ぷら食べていると、隣の大阪のおじさんが昔のこの界隈のお話をしてくださいました。70歳台でも元気に屋台に来れるとは、、、すごいです。そのうち、愛知から来たサラリーマン3人組、神奈川から来たOL女性3人組、ここで出会った男女、一人の地元キャリアウーマンとバラエティー豊かな人々が集まり、一つの会話になったり、それぞれの会話に入ってみたりと、ビールをシェアしたりと、とても楽しい時間取りました。こうやって、一人でも気軽にはいれる店が減ってきた今の飲食店デザインとしては、今後このような業態が需要が増えるのではないか、と感じいろいろと勉強になりました。
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

関連記事はありません。

最近の記事